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男性も気になる「ほくろ」除去

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以前に比べ、最近は美意識の高い男性が増えてきました。男性用の化粧水や乳液といったスキンケア商品のほか、男性用メイクやメンズエステなど、女性と同等(それ以上!?)に、美容にお金を掛ける方もいます。最近男性からの「ほくろ」のご相談も非常に多くなってきています。

ほくろは、時としてチャームポイントになることもありますが、ほくろの位置や大きさ、数によっては、見た目のコンプレックスに感じる方もいらっしゃいます。特に男性の場合、顔に盛り上がったほくろがあると、髭剃りの時に誤って傷つけてしまうことがあり不便に感じることもあります。

そこで、今回はほくろが出来る原因とその種類。また、出来てしまったほくろを除去する治療法をご紹介します。

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ほくろとは?

肌は紫外線を多量に浴びるとダメージを受けてしまいますが、皮膚の表面にあるメラニン色素を作る細胞(メラノサイト又は母斑細胞)がメラニン色素を発生させて肌を守ろうとします。ほくろは、その細胞が集まってできたものです。

ほくろの種類

一口にほくろと言っても黒っぽいものもあれば茶色っぽいもの、膨らんでいたりそうでなかったりと、様々な色や形のものが存在します。

【色のちがい】
ほくろの色は、皮膚の中にあるメラニン色素の色で決まります。メラニン色素が黒いとほくろも黒色に、メラニン色素が茶色ければほくろも茶色になります。

【赤いほくろ】
たまに見かける赤色のほくろ。これはほくろではなく“老人性血管腫”と言われています。これは毛細血管の増殖や拡張が原因で加齢とともに表れるのですが、特に体に害を及ぼすものではありません。多くは40代頃から表れますが、10代から出来ることもあります。

【盛り上がったほくろ】
メラノサイト以外でメラニン色素を作る母斑細胞が何らかの異常で急激に増殖し、大きくなったり盛り上がったりします。

治療法

ほくろの治療法については、主にレーザー手術と外科手術の2つがあります。それぞれに特徴があり、ほくろの大きさや形状によって適した治療法も異なりますので、医師とよく相談した上で決めるようにしましょう。

【炭酸ガス(CO2レーザー)治療】
比較的小さめのほくろ除去に適しています。炭酸ガスレーザーを患部に照射してほくろを蒸発させる方法で、短時間で終わる上に痛みや出血はほとんどなく、後も残りにくいのが特徴です。

【切除縫合法】
メスで、直接皮膚組織を深く切り取ることが出来るので、広範囲に広がったほくろや、大きく盛り上がったほくろなどもしっかり取り除くことが出来ます。しかし、レーザーに比べると大掛かりな手術になりますし、医師のスキル次第で術後の痕の残り方も変わりますので、事前にしっかりカウンセリングを受けることをオススメします。

一般的にほくろは良性ですが、中にはほくろと見た目がほとんど同じにも関わらず悪性(皮膚ガン)も有ります。見た目では見分けがつきにくいですが、短期間で急にほくろが大きくなったり、手のひらや足の裏に出来たほくろは悪性の可能性が高いと言われています。クリニックによっては、ほくろ除去と同時にほくろの悪性度を検査しているところもありますので、是非活用してください。

また、最近ではメンズ専用クリニックも増えてきていますので「女性ばかりで入りづらい」という方も安心して治療を受ける事が出来るようになりました。見た目を気にするのは男性も同じ。コンプレックスを取り除くことで、明るく前向きな気持ちも手に入れて下さい。


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