脱毛技術の進化やサロン・クリニックの増加により、以前に比べ気軽に脱毛を受けることが可能になりました。脱毛というと若い女性のものというイメージもありますが、ここ数年で40代以上の中高年女性の施術が急増しています。なぜ今、中高年女性の方の脱毛が急増しているのでしょうか。なかなか人には聞けない脱毛の最新事情をお伝えします。
中高年女性が脱毛をする理由
もちろん美しくなるために腕や脚の脱毛をされる方も多いのですが、40代に入ってデリケートゾーンの脱毛を希望される方が多くいます。
その理由として、
・将来介護されるようになった時に迷惑をかけないため
・女性ホルモンが減少すると体毛が濃くなり、自己処理では対処しきれない
・アンダーヘアが白髪になるとレーザーでは脱毛しにくくなるため
・老眼で自己処理するのが年々難しくなってきた
上記な理由が挙げられるようです。
意外に多かったのが、将来介護される側になった時に備えて脱毛したいという声。2015年の日本人女性の平均寿命は約87歳、今後更に延びることが予想されますが、そうなると気になるのは自身の介護のこと。若いヘルパーさんに下の処理をお願いするときに恥ずかしくないためにするとともに、アンダーヘアが多いと匂いや衛生的にも良くないので、今のうちに脱毛しておきたいという意見をよく耳にします。その他にも、友達や家族と温泉に行く時にムダ毛のお手入れができてないと恥ずかしいなど、美容以外にエチケットや身だしなみを目的として脱毛する方が目立つようになりました。
今からでも遅くない中高年女性の脱毛のススメ
中高年の女性の間で脱毛を希望される方が増えたとはいえ、年齢を理由に躊躇されている方が多いのも事実です。その理由として、若い女性の多い脱毛サロンには行きにくいという意見があります。そこでオススメなのは医療レーザー脱毛を行う美容クリニック。激安を謳った脱毛サロンには若い女性は殺到しやすい分、美容クリニックには金額よりも効果を優先する大人の女性が多いようです。
実際、美容クリニックでは医療免許を持った医師が施術するのでより確実で高い効果が見込めます。また、VIOの脱毛は脇や脚に比べデリケートでやけどのリスクも高まるので、その点でもクリニックの方が安心して脱毛ができます。また、レーザー脱毛は肌を痛めないので肌が弱い人やアトピー性皮膚炎の人も安心です。
今までは「美としての脱毛」という考え方が一般的でしたが、これからは「マナーとしての脱毛」という考え方が普通になる日もそう遠くはないかもしれません。