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皆さん、こんにちは。
寒さが厳しくなってきました。インフルエンザも流行っていますね。師走に体調崩さぬようお気をつけください。さて今回は、前回の「紫外線の波長」の続編、「メラニン生成のメカニズム」についてです。ここもちょっと難しいかもしれません。
皆さんメラニンと聞くと、黒っぽい色やシミを連想されると思います。正しくは皮膚の色を決めている一つの要素のことを指します。人種によってこのメラニンの量的質的違いがあり、肌の色が異なってきます。
難しい説明をすると、メラニンはアミノ酸の一種である「チロシン」が酸化酸素反応によって生成されます。(下図)
図引用:中外医学社発行「医師・医療スタッフのための化粧品ハンドブック」
生成されたメラニンは、メラノサイトという色素細胞の中で「メラノソーム」を形成します(下図)。
メラノソームは、周囲の細胞(表皮角化細胞)に受け渡されていき、表皮全体にメラニンが分布することになります。何故、受け渡されていき表皮全体にメラニンが分布していくことになるかというと、メラノソームが表皮角化細胞の細胞核の上に配置されてDNAを守ろうとする働きをするからです。
メラニンは、皮膚色の要因になっている一方で、紫外線も吸収・散乱する特性も持っているため、紫外線が皮膚に及ぼす影響を緩和してくれるという働きもしています。
紫外線によってメラニン生成は進むのですが、これは環境に適応した私たちの防御反応とも言えるのです。
分かり易く言えば、メラニンは「天然のサンスクリーン」でしょう。
ただ、この防御力には限界があり、紫外線による皮膚ダメージを完全に防御することはできません。なので紫外線対策が必要になってくるのです。
図引用:中外医学社発行「医師・医療スタッフのための化粧品ハンドブック」
次回は「光老化」についてご説明します。
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